*Novel's map*
◎・・・・連載
*・・・・成人向け(タイトル横)R18以上はPASS制
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・8月2日
【高×銀】男は、上京した。
万事屋の看板を確認し、階段を上り玄関から入る。
当然のごとく、鍵は掛けられていないことを承知の上での犯行だ。
男は平然とした面持ちのまま
いかにもそこに住んでいる人間のように
居間の椅子に腰をかけた。
懐から徐に煙管を取り出すと、
火をつけ口に結わえ一息つく。
紫煙がゆらゆらと立ち昇り消えていく。
そうして少し燻ってから男はふらりと立ち上がると、
襖を開け隣の部屋へと進入した。
ここまで誰にも見つかることなく対面することもない。
部屋の戸を開けても、
やはりそこには誰もいなく
シンとした静けさに包まれていた。
どことなくこの家の
この主の匂いが染み付いている。
居間には“いちご牛乳”と大きく主張された
掛け軸が掛けられ
その下には1本の上等な刀が飾られている。
見慣れて懐かしさも残すこの部屋で
この男が今回の目的としているもの。
それは見下ろしている刀・・・ではなく。
細い切れ目でなにかを狙うように、
辺りを探しだした。
そうして部屋の隅にその眼は止まる。
男は押入れの戸を引くと
暗い中に手を伸ばし・・・掴む。
そこで、ようやくと男は不適な笑み見せた。
“ク、ククク・・・”
それこそこの男の企みだった。
男はこれから起こるであろう事柄を嗤った。
静寂な部屋に低く声は、響いた。
・・・数日後。
帰宅した銀時は全てを失い
街を彷徨い歩いていた。
飲んだ記憶も定かではない朦朧とした頭を抱え体の半分鉛の様に重かった。
今日という日は人生の中で二度あるかないか、とも言えるような悪夢な日。
突如としてそれは起こった。
自分と似た金色の髪の男に地位も家族も記憶も奪われていたのだ。
神楽や新八たちは既にあの男の支配下に置かれて
主人公の座も気づいた頃には奪われていた。
途中、項垂れたまま歩いているとき
街のヤクザに絡まれて夜の店に連れて行かれ払う金もなく
パンツだけ残されてゴミ置き場に投げ捨てられた。
・・・最悪だ。
しかし、そんな運の悪い男でもまだ救いの手はあった。
白い犬とスナックで働くたまが存在を覚えていてくれたのだった。
しかし、なぜだか1人と1匹は
彼を腑に落ちない目で見ている。
銀時は大雨の降る、絶望とも言える状況の中で
神はまだ俺を見捨ててなかった、と藁にも縋る思いで、
唯一の光を見出したと思っていたのだが・・・。
たまの一言でそれはまた絶望に落とされるハメとなる。
「銀時様・・・その、」
指差した銀時の、下半身。
公式ではピンクの☆柄であったはずだ。
しかし、彼女が指差したのは・・・。
銀時はたまの言うとおり自分のソレを見た。
・・・橙の蝶柄。
紫・・・と黄色い蝶が数匹・・・。
・・・・このパンツ、確か見覚えがあ、、、。
と思った次の瞬間、
銀時はかぶき町全土に響き渡る声で叫んでいた。
『バッ、バカ杉ィィィィィィ!!!!』
*8月2日はパンツの日ィィィ(^p^)ェェェェィ!!
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