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◎・・・・連載
*・・・・成人向け(タイトル横)R18以上はPASS制
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・突然の来訪者 #4 その1
【高×土 ◎】
総督と副長の日常デート第4弾。高誕文。もうまるっとギャクしかない。前回のシリアスはどこへやら・・・。
ふざけているようですが高杉さんは真面目です。
土方さんは頭を抱えながら今回も高杉さんをフォローします。フォロ方です。
いつもの朝の万事屋に、突然のあの来訪者が現れて新八パニック!やがて遅く起きてきた銀時とその来訪者がご対面!
来訪者はどうして万事屋に?来訪者とはいったい?(もうわかってると思うけど)何の用があって此処に来たのか??
今回は紅桜編の後日談となっており、新八は紅桜のDVDをみて内容は把握している設定です。
(※文中、新八が言う「しまっちゃうおじさん」とは“ぼのぼの”に出てくるあの“しまっちゃうよおじさん”のことです)
第4弾からはまた長編になります。
読みづらくていつもすいません(^^;)
万事屋の階段を上り、玄関の戸に手を掛け開けると同時にその中の主人に声を掛ける。
「おはよーございます!」
しかし答えは返っては来ない。
ああ、またいつものことか、、。
もう一声大きく掛けてやるがその中はただひっそりとした空気が新八を迎えた。
「銀さーん、まだ寝てるんですかぁ?」
どうしてこの人はいつもこうなんだろう、と新八が日頃から胸に沸き起こる気持ちを抑えていることなど銀時は知っているのだろうか。知っていたとしたらもうとっくに何らかの配慮があってもいい。
・・・新八も長年の付き合いにより大分心強くなったと思う。
もうこういうことは、しょうがない人だと諦めてしまえばそれでいいと思えるようになったのだった。
けれども判っていながら思ってしまうのは新八の性格上と自分がいなければこのどうしようもない人たちが成り立たないと自覚しているからでもあった。
銀時の名前を呼びながら、部屋を覗く。銀時がいつも踏ん反り返って座っている机にはまったくと主の気配はなく、神楽が起きてくる気配もなかった。
ただ目に入ってきたのは定春だけが新八の姿を見て鼻をクンと鳴らし、尻尾を振って、待っていた。
何かを欲するその目は、
側に置かれた大きな空の皿を見て理解する。
新八を見て定春は腹を空かしたせつなさからもうひと鳴きし、餌をねだった。
空の皿に多量のドックフードで満たしてやると定春は相当に腹を空かしていたらしくあっという間に平らげてしまった。
新八がこの家に住んでいるはずである住人に感嘆な溜息をつく・・・、ちょうどそのときであった。
玄関の方からガタタっと物音が聞こえた。
食べ終わった定春の頭を撫でていた新八は動きを止め、定春も微かだが耳を警戒するようにピンとはった。
「・・・銀さん?起きたんですか?」
この部屋の隣、襖を隔てた奥の部屋で寝ている銀時にまだ直接声をかけていなかったため、
もしかしてもう起きたのではないかと思った。
・・・けど音は正反対である玄関から聞こえたような・・・。
もしかして神楽ちゃんかな?
自分が起こす前に起き出してトイレにでも行ったんじゃないか、と思い
様子を確認しようと立ち上がって振り向くとそこには・・・。
「あ・・・、あなたは、あの、」
新八はその男の姿を捉えたとき、体が凍るかのような、背中に冷たい矢が刺さる感じがした。
新八が玄関先に出てみると、
戸を開けてそこに堂々と立っていたのは紫の着物を纏い、頭の包帯を顔半分と隠し、懐に手を入れ笠を被った男だった。
その者は深く被った笠を取り顔を見せる。それを見た新八の顔は自分でも血の気が引いていくのを感じた。
「ッ!?な、・・んであんたがココにいるんですか!」
新八は驚愕と憤りの混ざった表情で睨み返した。
しかし若干の体の震えを抑え、それでも隠すかのように無意識と体と声を張っていた。
目の前の男は高杉晋助。かつて銀時たちと攘夷戦争で闘った男たちの1人だ。
しかし、どうして此処にこの男がいるんだろうか?
(・・・・何しに此処へ来たっていうんだ?!・・・早くぎ、銀さんに知らせなきゃ!
・・・ってちょっと待って。も、もしかして銀さんへの報復とかだったら??)
以前確かあれは紅桜編だったと思う。その黒幕は鬼兵隊であるこの人だったはずで、あの時対立した銀さんたちと何かあったと思う。。銀さん、あのあとのことは口にしないけど・・・でもDVDで見た・・・もしかしてあのセリフに対する報復だったとしたら、、、!
そう思った新八は咄嗟に答えていた。
「銀さんならッ、こ、ここにはいませんよ!」
「・・・・・・」
「な、何しにきたんですか?」
「・・・・フン、上がらせてもらうぜ
「ちょ、ちょっと待ってください!ここには僕以外いませんよ!帰ってください!
「来て早々帰れなんて無粋な奴だなァ、茶でも一杯、出してくれねェのかィ?」
「・・・・・」
高杉とは本当に掴めない奴だと前に銀時が洩らしていたことを思い出していた。
言葉で喧嘩したときは必ず銀時が負けていたらしい(本人は決して負けを認めていないが)
新八の責め言葉にも全く通じなく、受けで流されるような会話が何度も続く。
新八も、これでは埒があかないという焦りが段々声に表されていくのだった。
「と、とにかく銀さんはいません!早々に帰ってください!!」
(な、なにが目的なんだ?なんでここにいるんだ。)
新八が知る限り高杉との記憶は劇場版紅桜編での記憶が新しい。
そしてあの時が高杉と初見でありその後一切見た事がなかった。
名前は聞いてはいたが、最近の新しい記憶では新八と高杉の接点などないに等しいものであった。
新八がないというならば神楽だってないはずだ。もしあったとしたら話くらい聞いているはず。
・・・そうだとするとやはり該当する者は銀さん、だろう。
あの新訳された紅桜DVDでも高杉が桂と銀時に“全力でてめーをぶった斬る”と言われたその後、高杉と遭ったのかという話は銀時自身からも聞かされていなかった。
ましてや過去を隠したがる銀時のことなので新八や神楽には話をしないというのはあり得ることかもしれない。
それにしても、だ。
あの時確かに“街でせいぜい会わないよう気をつけな!”などと銀時に忠告も加えられていたはずだというのに、それがまたどーしてこんな処にのこのこと、ましてやまだ日が高いというのに姿を現したのだろうか。
新八にはまったくといっていいほどわけが判らなかった。
(この人はまったく恐れというのものを知らないのだろうか、それとも本物のバkだっていうのか?まだお天道様が顔を出している日中だというのに、いくら笠を被ったところで人を惑わさせれると思っているというのか??)
目の前の高杉は何が可笑しいのかずっと嗤った顔をしていた。
いやもとからこの人はこんな顔をしていたのだろうか?聞き耳をたてれば
声は小さくクククと、・・・何が可笑しいのだというのだろう?
こっちは焦りの表情を隠すのに必死だというのに、こんな状況身が縮む思いでいる新八のことなんか、いや最初から僕のことなんかこの人には見えていないのかもしれない・・・・。
先程の会話からして新八の威嚇をも容易く受け流していた高杉のその笑みはあまりにも余裕なものだと
新八は知ってしまった。
自分の身1つでこの場を防げるものではないということもヒシヒシと雰囲気が伝わってくる。
悔しいがこの不気味な雰囲気を持つ男には、まだ自分では太刀打ちできない・・・。
新八が何か他の策はないものかと考えている時、奥の襖が開く微かな音に振り返ると、
銀時が起き立て寝ぼけ眼状態で立っていた。
「おいどーしたァ新八ィー、飯はまだか?何騒いでるー?」
「ぎ、銀さん!!」
「なんだァ?そんなに慌ててどーしたァ?腹でも下して間に合わなかったかァ?」
「違いますよ銀さんッ!それは銀さんでしょうが!・・・んなことより今はッ・・・!って、あ!何勝手に・・・」
「銀時、上がるぞ」
高杉は笠を下ろすと返事も待たず、ツカツカと上がりこむなり居間にドカリと腰を下ろした。
それを見た銀時は寝起きで脳が働いてないと見え、しばらく静止状態のままであったが・・今、何か見た事があるような・・・と呟きながら部屋に戻ると、すぐ悲鳴に近い驚愕の声が聞こえた。
「あれェェェ?うェェえええい?!お、・・・・・・おまえええええええ高杉じゃねーかァァァァァ」
(え、なんでいるの?えええなんでいるの??え、だってここ万事屋じゃん!
ここかぶき町だよ?!なんでコイツいるんだよ!)
その2に続→
ふざけているようですが高杉さんは真面目です。
土方さんは頭を抱えながら今回も高杉さんをフォローします。フォロ方です。
いつもの朝の万事屋に、突然のあの来訪者が現れて新八パニック!やがて遅く起きてきた銀時とその来訪者がご対面!
来訪者はどうして万事屋に?来訪者とはいったい?(もうわかってると思うけど)何の用があって此処に来たのか??
今回は紅桜編の後日談となっており、新八は紅桜のDVDをみて内容は把握している設定です。
(※文中、新八が言う「しまっちゃうおじさん」とは“ぼのぼの”に出てくるあの“しまっちゃうよおじさん”のことです)
第4弾からはまた長編になります。
読みづらくていつもすいません(^^;)
万事屋の階段を上り、玄関の戸に手を掛け開けると同時にその中の主人に声を掛ける。
「おはよーございます!」
しかし答えは返っては来ない。
ああ、またいつものことか、、。
もう一声大きく掛けてやるがその中はただひっそりとした空気が新八を迎えた。
「銀さーん、まだ寝てるんですかぁ?」
どうしてこの人はいつもこうなんだろう、と新八が日頃から胸に沸き起こる気持ちを抑えていることなど銀時は知っているのだろうか。知っていたとしたらもうとっくに何らかの配慮があってもいい。
・・・新八も長年の付き合いにより大分心強くなったと思う。
もうこういうことは、しょうがない人だと諦めてしまえばそれでいいと思えるようになったのだった。
けれども判っていながら思ってしまうのは新八の性格上と自分がいなければこのどうしようもない人たちが成り立たないと自覚しているからでもあった。
銀時の名前を呼びながら、部屋を覗く。銀時がいつも踏ん反り返って座っている机にはまったくと主の気配はなく、神楽が起きてくる気配もなかった。
ただ目に入ってきたのは定春だけが新八の姿を見て鼻をクンと鳴らし、尻尾を振って、待っていた。
何かを欲するその目は、
側に置かれた大きな空の皿を見て理解する。
新八を見て定春は腹を空かしたせつなさからもうひと鳴きし、餌をねだった。
空の皿に多量のドックフードで満たしてやると定春は相当に腹を空かしていたらしくあっという間に平らげてしまった。
新八がこの家に住んでいるはずである住人に感嘆な溜息をつく・・・、ちょうどそのときであった。
玄関の方からガタタっと物音が聞こえた。
食べ終わった定春の頭を撫でていた新八は動きを止め、定春も微かだが耳を警戒するようにピンとはった。
「・・・銀さん?起きたんですか?」
この部屋の隣、襖を隔てた奥の部屋で寝ている銀時にまだ直接声をかけていなかったため、
もしかしてもう起きたのではないかと思った。
・・・けど音は正反対である玄関から聞こえたような・・・。
もしかして神楽ちゃんかな?
自分が起こす前に起き出してトイレにでも行ったんじゃないか、と思い
様子を確認しようと立ち上がって振り向くとそこには・・・。
「あ・・・、あなたは、あの、」
新八はその男の姿を捉えたとき、体が凍るかのような、背中に冷たい矢が刺さる感じがした。
新八が玄関先に出てみると、
戸を開けてそこに堂々と立っていたのは紫の着物を纏い、頭の包帯を顔半分と隠し、懐に手を入れ笠を被った男だった。
その者は深く被った笠を取り顔を見せる。それを見た新八の顔は自分でも血の気が引いていくのを感じた。
「ッ!?な、・・んであんたがココにいるんですか!」
新八は驚愕と憤りの混ざった表情で睨み返した。
しかし若干の体の震えを抑え、それでも隠すかのように無意識と体と声を張っていた。
目の前の男は高杉晋助。かつて銀時たちと攘夷戦争で闘った男たちの1人だ。
しかし、どうして此処にこの男がいるんだろうか?
(・・・・何しに此処へ来たっていうんだ?!・・・早くぎ、銀さんに知らせなきゃ!
・・・ってちょっと待って。も、もしかして銀さんへの報復とかだったら??)
以前確かあれは紅桜編だったと思う。その黒幕は鬼兵隊であるこの人だったはずで、あの時対立した銀さんたちと何かあったと思う。。銀さん、あのあとのことは口にしないけど・・・でもDVDで見た・・・もしかしてあのセリフに対する報復だったとしたら、、、!
そう思った新八は咄嗟に答えていた。
「銀さんならッ、こ、ここにはいませんよ!」
「・・・・・・」
「な、何しにきたんですか?」
「・・・・フン、上がらせてもらうぜ
「ちょ、ちょっと待ってください!ここには僕以外いませんよ!帰ってください!
「来て早々帰れなんて無粋な奴だなァ、茶でも一杯、出してくれねェのかィ?」
「・・・・・」
高杉とは本当に掴めない奴だと前に銀時が洩らしていたことを思い出していた。
言葉で喧嘩したときは必ず銀時が負けていたらしい(本人は決して負けを認めていないが)
新八の責め言葉にも全く通じなく、受けで流されるような会話が何度も続く。
新八も、これでは埒があかないという焦りが段々声に表されていくのだった。
「と、とにかく銀さんはいません!早々に帰ってください!!」
(な、なにが目的なんだ?なんでここにいるんだ。)
新八が知る限り高杉との記憶は劇場版紅桜編での記憶が新しい。
そしてあの時が高杉と初見でありその後一切見た事がなかった。
名前は聞いてはいたが、最近の新しい記憶では新八と高杉の接点などないに等しいものであった。
新八がないというならば神楽だってないはずだ。もしあったとしたら話くらい聞いているはず。
・・・そうだとするとやはり該当する者は銀さん、だろう。
あの新訳された紅桜DVDでも高杉が桂と銀時に“全力でてめーをぶった斬る”と言われたその後、高杉と遭ったのかという話は銀時自身からも聞かされていなかった。
ましてや過去を隠したがる銀時のことなので新八や神楽には話をしないというのはあり得ることかもしれない。
それにしても、だ。
あの時確かに“街でせいぜい会わないよう気をつけな!”などと銀時に忠告も加えられていたはずだというのに、それがまたどーしてこんな処にのこのこと、ましてやまだ日が高いというのに姿を現したのだろうか。
新八にはまったくといっていいほどわけが判らなかった。
(この人はまったく恐れというのものを知らないのだろうか、それとも本物のバkだっていうのか?まだお天道様が顔を出している日中だというのに、いくら笠を被ったところで人を惑わさせれると思っているというのか??)
目の前の高杉は何が可笑しいのかずっと嗤った顔をしていた。
いやもとからこの人はこんな顔をしていたのだろうか?聞き耳をたてれば
声は小さくクククと、・・・何が可笑しいのだというのだろう?
こっちは焦りの表情を隠すのに必死だというのに、こんな状況身が縮む思いでいる新八のことなんか、いや最初から僕のことなんかこの人には見えていないのかもしれない・・・・。
先程の会話からして新八の威嚇をも容易く受け流していた高杉のその笑みはあまりにも余裕なものだと
新八は知ってしまった。
自分の身1つでこの場を防げるものではないということもヒシヒシと雰囲気が伝わってくる。
悔しいがこの不気味な雰囲気を持つ男には、まだ自分では太刀打ちできない・・・。
新八が何か他の策はないものかと考えている時、奥の襖が開く微かな音に振り返ると、
銀時が起き立て寝ぼけ眼状態で立っていた。
「おいどーしたァ新八ィー、飯はまだか?何騒いでるー?」
「ぎ、銀さん!!」
「なんだァ?そんなに慌ててどーしたァ?腹でも下して間に合わなかったかァ?」
「違いますよ銀さんッ!それは銀さんでしょうが!・・・んなことより今はッ・・・!って、あ!何勝手に・・・」
「銀時、上がるぞ」
高杉は笠を下ろすと返事も待たず、ツカツカと上がりこむなり居間にドカリと腰を下ろした。
それを見た銀時は寝起きで脳が働いてないと見え、しばらく静止状態のままであったが・・今、何か見た事があるような・・・と呟きながら部屋に戻ると、すぐ悲鳴に近い驚愕の声が聞こえた。
「あれェェェ?うェェえええい?!お、・・・・・・おまえええええええ高杉じゃねーかァァァァァ」
(え、なんでいるの?えええなんでいるの??え、だってここ万事屋じゃん!
ここかぶき町だよ?!なんでコイツいるんだよ!)
その2に続→
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